【ガンバ大阪】天皇杯決勝 川崎フロンターレ戦【#1】
こんばんは。おれおです。
三ヶ日も終え、今日が仕事始めだった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
月曜日ということもあり、各クラブの移籍情報が気になるところではありますが、
このブログのスタートとして、ガンバ大阪の日記を書くにあたり、やはり先日の天皇杯決勝について触れておきたい思います。
(line up)
1.試合前情報
2.試合について
3.試合後(ガンバイズムとは)
1.試合前情報
12/27(日)に行われた、天皇杯準決勝徳島ヴォルティス戦。J1リーグ最終節を勝利で飾れなかったガンバ大阪は、宇佐美選手と小野瀬選手が復帰。徳島のつないでくるスタイルにボールを握られながらも、11人で要所をしめ、パトリックの先制点、交代で入った福田の追加点で2-0で決勝進出を決めた。
2019シーズンまでは、中々チームの形が決まらず、早い段階で天皇杯敗退が続いていたガンバ大阪にとっては2015シーズンぶりの決勝進出。元旦での試合を決めた。
決勝の相手は、王者川崎フロンターレ。今シーズン2敗(H0-1 A0-5)している相手であり、圧倒的な強さを誇る相手に宮本監督がどのようなプランで望むのかを注目した。相手に合わせるリアクションサッカー、全員でハードワークし、結果を追い求め、2位という順位まで押し上げた今シーズンのガンバのスタイルで挑むことは予想された。
私は、12戦負けなしを成し遂げた、ガンバ大阪伝統の4-4-2。この布陣で決勝は行くと考えた。川崎フロンターレの強みはその爆発的な攻撃力を支える、攻守の切り替え。特に奪われた後のボール奪取に長けている。「セカンドボール」を制するには、「井手口」の復帰がかかせないと考えた。近年のガンバは宮本監督の意向だろうか、怪我人の情報をオープンにはそれほどしていない。井手口(その他の選手も含めて)の状態がどうなのか、天皇杯の決勝に合わせているのか、今シーズンは無理なのか、ガンバファンにも分からない。奥野という選択肢や対川崎として昌子のボランチ起用も考えた。それをしないのであれば、ボールを相手に渡し、「耐える」ことも十二分にあると予想した。
【試合前 おれおスタメン予想】
システム;4-4-2
GK 東口
DF 高尾 三浦 ヨングォン 福田
MF山本 井手口(矢島) 小野瀬 倉田
FW宇佐美(渡辺) パトリック
準決勝からは、井手口復帰の場合は宇佐美先発。井手口不在の場合は渡辺先発と予想。宇佐美をベンチに置き、前線はためを作れる2人でラインをなるべく下げすぎないようにする。後半、宇佐美や塚本、川崎などのカードを使い勝負に出る。
つまり、井手口の出場可否でシステム、戦術が大きく変わると予想した。
2.試合について
システム;3-4-2-1
GK 東口
DF 高尾 三浦 ヨングォン
MF(後ろ) 小野瀬 矢島 山本 藤春
MF(前) 宇佐美 倉田
FW パトリック
試合についての詳細は読んでいただいいるみなさんもよくご存知だと思います。
井手口不在の中、大方の予想通り川崎が押し込む時間帯が続く。
一本宇佐美のFKからパトリックが頭で合わせ、ネットを揺らすが惜しくもオフサイド。ギリギリだったが少し出ていた。
前半0-0 スタッツもほぼフロンターレ
NHKでの放送ということもあり、他のサポやサッカーファンも見ていたであろうなか、プラン通りと思っていたのはガンバ大阪サポのみだっただろう。前半、いや後半終盤まで耐えに耐える。これしか道はなかった。そして、このサッカーで勝ち点を掴んできた。
しかし、耐えられなかった。ビルドアップからのミスからディフェンスラインの綻びを突かれ、三笘に先制点を奪われる。その後も押し込まれる時間帯は続くが、神様・東口のビックセーブもあり最小点差で終盤15分を迎える。
交代カードは、渡辺・福田・塚本。前への推進力を高める。特に塚本の受け方の良さ、福田の果敢な仕掛けはガンバu23が培ってきたもの。
宇佐美のシュートはベストイレブン、チョンソンリョンに阻まれ、福田のシュートも枠を捉えられない.最後はキャプテン三浦が前線に上がりボールを送るも届かず。
2020シーズンでのタイトルは叶わなかった。
全体的に見ても、川崎の点差以上の圧勝だったかもしれない。受けてばかりのガンバのサッカーを否定的に捉えたサッカーファンも多くいたかもしれない。アデミウソンがいたら、井手口がいれば、昌子がいれば、、、、と感じだサポがいるかもしれない.
しかし、たらればはなしにしたいと私は考える。
その時のメンバーでベストを尽くす。戦ってくれたガンバ選手達をサポーターは誇りに思うべきだと感じる。
橋本マネージャーのこと、去っていく山口智コーチや他の退団が決まっている選手達のことを考えると背負うものは去年以上のものだったが足りなかった。サポーターもやるせなさが残った元日となった。
3.試合後について(ガンバイズムとは)
翌日の記事には、中村憲剛選手の優秀の美を報じるものがやはり多い。決勝戦とあって、ガンバについてもサッカー関係者からも様々な声があがった。
決勝を戦った選手からも来シーズン、攻撃面のレベルアップについての言及があがった。
「ガンバイズム」やはりこれがテーマになってくるだろう。
「ガンバ大阪の選手たちが築き上げてきたボールを保持しながら相手を圧倒し、アグレッシブにボールを奪うスタイル」「守備面でもハードワークしながらアグレッシブにボールを奪い取る攻撃的な守備を展開する」
当時の山内社長が2019年シーズンに掲げたスローガンである。
ボールを保持するためには、奪わなければならない。
前プレに取り組んだキャンプ。シーズンを通してその使い分けにも取り組むことができた。
パスを回し、仕掛け、ゴールを奪う。ボールを保持し、パスロックすることによって守備時間を減らす。
キャンプでこのことにチャレンジし、レベルアップできればACLでアジアにも挑戦できるだろう。
何より、攻撃面を考えると新ヘッドコーチの重要性は大きい。
まだまだやることだらけ、伸び代だらけのガンバ大阪。ガンバ=攻撃。ファンが待ち望むサッカーで結果に結びつけられるのか。
「フロンターレの紅白戦でいい」そんなこと払拭させるような、ガンバ大阪のサッカーを楽しみにオフの期間を過ごしたい。
ps 健太監督、丹波ちゃんルヴァン優勝おめでとう!